コンテンツにスキップ

TN (DM Command)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

TN (TO_NEXT_WINDOW)とは、アポロコンピュータ社のコンピュータに搭載されていたウィンドウシステム(ディスプレイマネージャ)で利用できた、制御コマンド『DMコマンド』の一つ。

概要

[編集]

TN コマンドは、カーソルを次のウインドウに移動する。

利用法

[編集]

TN はスクリーン上の全く隠されていない次のウインドウにカーソルを移動する。 他のウインドウにより部分的に隠されているウィンドウはサーチの対象とならない。 DM は,左上角の一番高い(つまり Y 座標の最も少ない)ものを選びながら、スクリーンを左から右、上から下へスキャンして次のウインドウを探す。 ウインドウ内にいくつかのペインがある場合は、つぎのウインドウへいく前にペインがなくなるまでカーソルは下のペインへと移動していく。 いったん次のウインドウに移動すると DM はカーソルをそのウインドウでの以前の位置に移動する。

デフォルトでは<NEXT WNDW>キー(LB)がこのコマンドを呼出す.


関連項目

[編集]

参考文献

[編集]
  • AEGIS COMMAND REFERENCE (Apollo Computer社)
  • Domain/OS display manager - Command reference (1988-07 HP社)